コラム

2025/04/09

土地の購入 注文住宅

失敗しない土地探し!治安を見極めるポイントとは?

「土地」は生活の安全を左右する大きな役割を担います。
今回は、家族みんなが安心・安全に生活を送れるよう治安の良い土地を探す方法をご紹介します。
土地の良し悪しを見極めるポイントもあわせてお伝えするので参考にしてください。

治安の良い土地を探す方法  

土地探しをする際、治安の良い土地を選ぶことで、家族全員が安心した生活を送れます。
犯罪や事故などに巻き込まれるリスクを低減できるからです。
ここでは、治安の良い土地を探す方法についてご紹介します。

 ■現地を歩いてみる

治安の良し悪しを確認するためには、現地に行き実際にその土地を歩いてみるのが大切です。
検討しているエリアだけでなく、もう少し範囲を広げて探索してください。

たとえば、

・保育園
・学校
・公園
・駅
・スーパー

など、引っ越したあとに自分や子どもが利用するであろう場所に訪れ、自分の目でチェックするといいでしょう。

また土地によっては、昼と夜で雰囲気がガラリと変わる場所もあるので、時間帯にも注意を向けながら歩いてください。
実際に土地や周辺環境に触れることで、インターネットには書かかれていないリアルな情報に触れられます。

 ■犯罪情報マップを確認する

犯罪情報マップは治安の良し悪しをはかる指標となります。
犯罪情報マップとは、Web上で犯罪発生状況を確認できるツールのことです。

いつ、どこで、誰が、どのような状況でなど、犯人の特徴や事件の詳細が事細かく出てくるので参考になるでしょう。
犯罪が多く発生しているエリアは、土地選びの候補からは外した方が賢明です。

兵庫県姫路市の犯罪情報を知りたい場合は下記のリンクから調べられます。

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/ps/32himeji/index4.htm

 ■防犯ネットを活用する

 防犯ネットの利用も治安を調べるうえで有効です。
防犯ネットとは、登録するだけでお手持ちのスマートフォンに犯罪情報のメールが届くというものです。

・声かけ、つきまといのような不審者情報
・痴漢の発生情報
・ひったくり情報
・振り込め詐欺情報

などがメールで届きます。

兵庫県姫路市の犯罪情報をメールで受け取りたい場合は下記のリンクから登録できます。

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/bounet/index.htm

■交通事故発生マップを調べる

交通事故発生マップを利用することで事故が発生しやすいエリアを調査できます。
事故が発生したエリアを地図上に色分けして表示してくれるので、お手持ちのスマートフォンから一目で確認できます。

・一般道の事故発生状況
・高速道路の事故発生状況
・時間帯別の事故発生状況
・交通人身事故の発生状況
・死亡事故の発生場所
・先週の死亡事故発生場所

このような情報を確認できるので、気になる町が事故が発生しやすいエリアなのか一目瞭然です。

兵庫県姫路市の交通事故発生状況は下記のリンクから確認できます。

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/ps/32himeji/index4.htm

  ■ハザードマップを確認する  

 ハザードマップを確認することで自然災害の状況を把握できます。
ハザードマップは、河川の氾濫や台風、大雨が発生したときを想定し、浸水状況などを分かりやすく表示してくれるツールです。

住みたいと考えているエリアが、どの程度の被害を受けるのか調べられるので土地探しに役立てられます。
また被害の範囲が分かるだけでなく、避難場所や避難経路も表示してくれます。
事前に調べておくことで災害時の備えになるでしょう。

 

土地の良し悪しを見極めるポイント 

土地の良し悪しを見極めるポイントをご紹介します。

・交通量を確認する
・地盤の強さを確認する

この2つについて見ていきましょう。

交通量を確認する

周辺道路の交通量を確認しておくといいでしょう。
車の行き来が多く、渋滞が発生しやすいエリアの場合、おのずと交通事故が起こりやすくなります。

また平日は交通量が多くなくても、近くに観光スポットがある場合は、土・日や大型連休で渋滞になることもあるでしょう。
ご家族が安全に暮らすためにも、周辺道路の交通量は土地を選ぶうえで大切な指標になるでしょう。

 ■地盤の強さを確認する

家を建てるときは地盤の強さも重要です。
地盤とは、建物から深さ100mまでの地面部分のことをいいます。
地盤が弱いと、建物の土台となる地面の強度に問題があるため、耐震性が低下してしまいます。

埋立地であれば海や川を埋めて作られた土地なので、地震発生時に液状化現象が起こりやすくなります。
自宅周辺が沼のようになり、家自体が大きく傾いてしまう可能性があります。
そのため、地盤の強い土地を選ぶことが重要です。
古くから人が住んでいる歴史ある土地であれば、水害などの影響が少なく安全なエリアだといえます。
ハザードマップを確認すると調べられるので、地盤の強さを考慮したうえで土地探しをしてください。

 

まとめ

今回は、治安の良い土地を探す方法について解説してきました。
これらを踏まえ、実際に歩き、ご自身の目で調査することで治安の良し悪しを確認できます。

ほかにも、犯罪情報マップやハザードマップのような公開されているデータを利用することで、素早く正確な情報を入手できます。

また地域密着の不動産会社で情報収集するのも一つの方法です。
不動産会社は土地や周辺環境に詳しいため、インターネットにはのっていない情報を持っています。
土地探しをする上で親身になってサポートしてくれるだけでなく、質問や相談にも快く応じてくれるでしょう。

さまざま媒体で情報収集を行い、安心して快適に暮らせる土地を見つけてください。