コラム

2025/02/05

土地売却

土地の査定をお願いしたい!事前に準備するものとは?

土地を売却する第一歩は、その価格を知ることです。

インターネットを駆使すれば、ある程度の相場はわかります。
ですが、実際の売却価格を決める段階では、やはり不動産会社の査定が必要です。

ここでは、土地査定の準備に必要なものや注意点について解説します。
査定は売却価格の基準になるため、とても重要な作業です。

 

土地の査定には机上査定と訪問査定の2つがある

土地の査定には大きく分けて2種類の査定方法があります。
ひとつは机上査定、もうひとつは訪問査定です。

机上査定は現地を見ずにデータのみで査定を行う方法
スピーディーに査定額が出る反面で、土地の個別性は反映されません

訪問査定はその名の通り、実際に現地を調査して査定額を出す方法です。
少し時間はかかるものの、土地の個別性や特殊性を加味できる査定方法となります。

 

土地の訪問査定前に準備しておくべきこと

土地の訪問査定は戸建住宅やマンションよりも短時間で済みます。
部屋や設備をひと部屋ずつ調査する必要がないからです。

そんな土地の訪問査定も準備すべきことはありますし、図面などの資料があると査定がスムーズになることもあります。
土地の訪問査定前に準備しておくべきことをみていきましょう。

 

①周辺の土地の相場を調べておく

まずは周辺の土地の相場から調べます。

どれくらいで周辺の土地が売れているのか、凡その相場はインターネットなどで調べると簡単にわかります
ポータルサイトに載っている土地の売買情報や、路線価などでおおむねの価格水準を把握しておくと、
いざ査定額がでたときに相場からかけ離れたものでないかどうか基準を持つことができるため、安心です。

 

②土地測量図などの必要書類を用意しておく

測量図について、測量をしている場合には、「地積測量図」という図面が法務局に保管されています。
こちらは不動産会社でも取得ができるため、手元にない場合はまずは不動産会社に伝えましょう
私的に測量した図面が所有者の手元にあるケースもあります。

売却時に測量を行わなければならない義務はありませんが、トラブル防止のために測量図がない場合は売却前に測量をした方がよいでしょう。
こちらも不動産会社が測量士を紹介してくれる場合があるため、相談してみるのがおすすめです。

 

③境界が確定されているか確認する

隣地と境界が確定しているか、確認しましょう。
地積測量図や確定測量図がある場合には、高い確率で境界は確定しています。

次は境界杭の確認です。
所有地と道路の境界や、隣地との境界に境界をしめす杭や境界標が設置されているとわかりやすいです。
境界杭は地中に埋まっていたり、造成時に破壊されたりしていることもあるので注意が必要です。

 

④土地の名義人を確認しておく

土地の売買所有者本人でないとできません。

よくあるのは相続した不動産を相続登記せずそのままにしてしまっているパターンで、
実際の所有者と登記上の所有者が異なってしまうため、この場合登記をしないと売却ができません

ひとつの土地を複数の所有者で持っている共有のケースもあり、この場合は共有者全員が同意しないと売買できません。
実質の所有者は自分であっても、登記をしていない、もしくはした記憶がない場合は確認しておくと安心です。

 

⑤可能な限り残置物などを片づけておく

残置物の撤去も必要です。
理想は訪問査定前に撤去しておくことですが、査定時にはまだ残置物が残っている場合もあります。

こうした場合は、いつまでに撤去するか、あるいは撤去しないのか不動産会社に伝えておきましょう。
残置物の有無で査定額も変わります。

 

土地の査定における注意点は?

土地の査定はエリアの相場とかけ離れた価格になることもあります。

例えば同じ道路に面していても、北と南では価格に差が出ることもあるのです。
そのように周辺環境にも左右される土地の査定では注意すべきは、
査定価格の根拠を示せるか売主の要望を反映できているか、などです。

土地査定の注意点をみていきましょう。

 

相場から大きく外れた査定額はしっかり理由を聞く

相場を基準にして上下に大きく外れた査定額が出た場合には、その理由をきちんと説明してもらいましょう。

媒介契約を取りたいがためにわざと高く査定を出すケースもあります。
反対に所有者も気づいていなかった欠陥がその土地にあるかもしれません。

査定額が高くても安くても、その根拠はしっかり聞いておくべきです。

 

複数の不動産会社に査定を依頼する

1社だけに査定を依頼すると、その査定結果が高いのか安いのかわかりません。
相場を知るためにも複数の査定が必要です。

とはいえ、あまりに多くの会社に依頼すると管理や応対も大変になります。
訪問査定であれば2から3社程度がよいでしょう。

 

売主としての要望をしっかり伝える

売主としては残債があったり、希望する売却期間があったりと、土地売却についての要望があるはずです。
こうした要望はきちんと伝えましょう。

時間をかければ高く売れるのに、売り急いで安く売却してしまうケースもあります。
せっかく売却できても当初の予定価格を大きく下回ると、今後のプランにも影響があります。

 

まとめ

土地の査定についてみてきました。
戸建住宅やマンションと比較すると、建物がない分早く済む土地の査定
用意する資料も建物関係の図面がないため、少ない印象です。

それでも、地売却にとって重要なステップであることに変わりありません。
しっかりした準備をして土地査定に臨みましょう。

 

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