コラム

2025/01/15

マンション売却

マンションの売却査定時に準備しておくものは?注意点も解説

マンション売却の第一歩、それは査定です。

査定は売却価格を決める大事なステップなので、疎かにはできません。
査定それ自体は不動産会社の担当者が進めてくれますが、所有者としても流れや注意点を知っておくことは大事です。
今回はマンションの売却査定に必要な準備や注意点について解説します。

マンションの売却査定には机上査定と訪問査定の2つがある

まずは基本的な項目から。
マンションの売却査定には机上査定訪問査定があります。

机上査定は不動産会社が事務所で集められる情報だけで行なう査定のことです。
スピーディーに査定できますが、現地をみていないためマンションの現状は反映できません。
反対に訪問査定はマンションの外観から室内までをきちんとチェックしたうえで査定します。
正確な査定額を出せますが、時間はどうしてもかかる査定方法です。

 

 

マンションの訪問査定前に準備しておくこと

ここでは訪問査定を受けるまでに準備しておくべきことを説明します。
訪問査定の内覧は長くても数時間です。
それほど長く調査するわけではありません。
このため、事前に準備できることはしておくべきです。
準備段階でしておくべき情報や資料についてみていきましょう。

①マンション売却価格の相場を知る

マンションはマンションごとに相場が形成されています。

室内の状態によって多少の差異はあるものの、その相場から大きく外れることはありません。
売却相場は売り出し中の他の部屋の情報、売却実績から予測することができます。
こうした情報はインターネットで集めることができます。

②査定に必要な書類の準備

マンションに関する書類は、一部は不動産会社でも集められるものの、基本的に所有者から提供します。
こうした書類が多いほど、正確な査定額が出せます。
中にはしまい込んで探さないといけない書類もあるはず。
訪問査定にすぐに出せるように整理しておきましょう。

・登記簿謄本

・購入時の売買契約書・パンフレット

・マンション維持費の確認書類

・マンションの管理規約・長期修繕計画書

・リフォーム歴がわかる書類

・住宅ローンの返済予定表・残高証明書

・本人確認書類

③室内の破損個所や不具合を確認

マンションに住んでいれば、いろいろな箇所に不具合が発生してしまいます。
これらの不具合や破損個所は包み隠さず申告しましょう。
短時間の訪問査定では見つけられないものもあるからです。
破損個所や不具合は隠してもいずれ発覚してしまいます。
早い段階で開示したほうが問題は小さく済むのです。

④売却の理由、売却によって叶えたいことを明確化しておく

担当者が訪問してきたら、売却の理由や売却によって叶えたいことを伝えます。
例えば新しいマンションを購入したい、相続のため、来年の春までには売却したい、などです。
売却理由によって査定額は左右されないものの、売却スピードや売却のプランなどが変わってきます。

所有者側の事情や希望を伝えるためにもこうした点を明確しておくべきです。

 

 

マンション査定における注意点

マンション査定は基本的に不動産会社任せなので、所有者がすべきことは多くありません。
とはいえ、丸投げではこちらの意図とは違う結果になることもあるので注意が必要です。
このため、査定にあたってはいくつかの注意点を押さえておきましょう。
どんな点に注意すればよいか、解説します。

マンション売却準備としてのリフォームは不要!

きれいな部屋と汚い部屋なら、当然ながらきれいな部屋の方が査定額も高く、売れやすくなります。
このため、部屋の掃除残置物の撤去は必要です。
ですが、ハウスクリーニングリフォームは慎重にしましょう。
部屋をきれいにするのに多額のお金をかけても、その金額を回収できないこともあるからです。

リフォームを検討する場合には、不動産会社と相談したうえで行ないましょう。

根拠なく高額な査定額を出す不動産会社には注意

不動産会社の中には高額な査定額を出す会社もあります。
こうした場合は根拠を必ず聞きましょう。
根拠があればよいですが、媒介契約を取りたいがために高額の査定額を出す場合があるからです。
こうした会社は媒介契約を締結したあと、値下げの打診をしてきます。
また、適正額であればスムーズに売却できる物件でも、相場から大きく外れると販売が思ったように進まない可能性があります。

こういった面でも、根拠のない高額な査定額は要注意です。

査定は複数の不動産会社に依頼すべし

先ほどあげた高額すぎる査定結果かどうかを確認するには、相場を調べるほかに複数の不動産会社に依頼することでも叶います。
現在は複数の不動産会社に一括して査定を依頼するサイトも存在しますが、あまりに多いと対応が大変ですので、
机上査定は5から6社、訪問査定なら3社程度比較するとよいでしょう。

 

 

まとめ

査定は売却の第一歩です。

訪問査定を受けると、いよいよマンションを売却するんだ、という実感がわきます。
査定は不動産会社の担当者がマンションをチェックする場ですが、反対に不動産会社の担当者をチェックする場でもあります。
査定自体は不動産会社任せでも担当者のチェックは怠らないようにしましょう。

 

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