コラム

2025/01/10

建売 注文住宅

建売住宅と注文住宅を徹底比較

オーダーメイドの注文住宅規格がそろった建売住宅
どちらがよいか、住宅購入を検討し始めたばかりのときに必ず一度は悩むであろう議題です。

何でも自由にできるけれど価格の高い注文住宅と、自由度は低いけれど価格の安い建売住宅
多くの人はこのようなイメージでしょう。

今回はそんな建売住宅と注文住宅の違いを比較し、それぞれの住宅に向いている人を考察します。

 

注文住宅と建売住宅の違いは?

注文住宅施主の注文通りに建築する住宅のこと。
世界にひとつだけの家が完成します。

一方で建売住宅建物が完成した状態で販売されている住宅のこと。
現在ではそれぞれの長所を活かした建築条件付き土地という方法もあります。

オーダーメイドの注文住宅既製品である建売住宅、と思えばわかりやすいでしょう。

 

注文住宅のメリット・デメリット

何でも自分の思い通りに建築できる注文住宅。

自分の住まいへのこだわりが反映できるため、設計から設備の選定建築方法まで真剣に考えます。
できあがる工程を楽しむのも注文住宅の醍醐味でしょう。

そんな注文住宅ですが、もちろんデメリットもあります。
まずは注文住宅のメリットとデメリットをみていきましょう。

 

メリット1:こだわりを詰め込むことができる

もし自分が住むならこんな家がいい。
誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
そんな家への思い、こだわりを詰め込むことができるのが、注文住宅です。

もちろん予算という制限があるため、何でもできるわけではありません。
それでも予算の許す限り、自分好みの家を建てられます

 

メリット2:間取りや設備も自由

注文住宅は間取りも設備も自由です。

リビングを広くする、ひとり一部屋を割り当てる、キッチンはオーダーメイドに、といったことも可能。
反対に予算が足りないのでここは削る、ここだけ豪華にする、といったメリハリもつけられます。

自由度が高いのが注文住宅の魅力です。

 

デメリット1:建築費は高め

自由であるために、建築費は割高になります。
洋服でもオーダーメイドは高く、既製品は安いもの。

注文住宅は大量生産や大量発注に向いていないため、コストカットできる部分が限られます。
材料費、人件費とも高めになるので、自然と注文住宅の建築費は上昇してしまうのです。

 

デメリット2:特殊な間取りや設備は売却価格に反映されない

今度は売却するときを考えてみましょう。

こだわりの間取りや設備は、他の人にとってもよいものかどうかはわかりません。
特殊なものになればなるほど、売却価格には反映されにくくなります。

代表例が二世帯住宅です。
二世帯住宅は売却価格が安くなるといわれています。
それは家族構成や希望する間取りが買い手の条件と食い違うことが多いからです。

将来的に売却を考えることになったとき、お金をかけていてもそれが売却価格に反映されない可能性があります。

 

建売住宅のメリット・デメリット

オーダーメイドの注文住宅に対して、既製品のように万人向けに建てられるのが建売住宅です。

完成品ならではの多くのメリットもあります。
反対に完成品だからこそ、細かい調整や要望が通りにくいのも建売住宅です。

そんな建売住宅のメリットとデメリットをご紹介します。

 

メリット1:短期間で入居できる

完成品のため、すぐに入居可能です。
契約してしまえば1カ月程度で引っ越しもできます。

転勤や転校など、引っ越しの期限が決まっている場合には、建売住宅はぴったりです。

 

メリット2:値段は割安な場合が多い

建売住宅は大量仕入れ、大量生産が可能
建築方法も手間のかからない方法を選択できます。

スケールメリットや建築方法の合理化によって、コストパフォーマンスに優れているのが建売住宅の特徴です。

同じ広さならば注文住宅よりも建売住宅のほうが建築費は安いことでしょう。

 

デメリット1:間取りや設備は自由にならない

完成品であるため、間取りや設備の融通は利きませ

もう一部屋欲しい、お風呂はもう少し大きいものがいい、といった要望は叶えられないでしょう。
規格品が多く使われるため、同じメーカーならデザインや間取りなど、同じような仕上がりになります。

飽きがきにくいシンプルな仕上がりが建売住宅の特徴といえます。

 

デメリット2:汎用品や廉価品が多くなる

コストカットのため、高性能な設備はなるべく使わず、汎用品や廉価品を使う傾向にあります。

例えば設備は、同じキッチンでもグレードによって値段が大きく異なるものです。

コストを重視する建売住宅では、なるべく安い部材や設備が使用されます。

 

注文住宅が向いている人

注文住宅は、住宅にこだわりがある人におすすめです。

こんな家に住みたい、こんな設備がほしい、とイメージがある人はプランニングや設計も楽しんで進めることができるでしょう。

建売住宅が向いている人

建売住宅は、家に特別なこだわりはない、という人にはおすすめです。

また、建売住宅は実際の家を見て検討できるため、実際に生活する空間を見て慎重に購入を検討したいという場合にもおすすめです。

 

まとめ

注文住宅、建売住宅ともにそれぞれ長所があります。
一概にどちらが優れているとはいえません。

自分、そして家族の家に対する考え方をよく検討し、予算なども加味したうえであなたにとっての理想のマイホームを手に入れましょう。

 

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