コラム

2024/12/11

マンション売却

マンション売却の注意点とは?売却前から売却後まで

「不動産は一生に一度の買い物」といわれることもあります。
それくらい不動産の売買に携わる機会はありません。

それはマンションでも一緒です。
マンションを売却したことがある人でも取引の回数は一回程度。
ほとんどの人は経験がないのです。

そんなマンションの売却にはどんな注意点があるのでしょうか。
ここではその注意点について解説します。

 

マンション売却前の注意点

まずは売却前の準備から。
インターネットや新聞広告には不動産の売却情報が出回っていますが、
あのように人目につく段階になる前から売却は始まっているのです。

何事も準備が大事ですので、マンション売却前の準備段階の注意点をみていきましょう。

 

①しっかり必要書類を準備しておく

不動産には多くの書類がついて回ります。
不動産そのものに関する登記識別情報をはじめ、所有者本人に関わるものまで多種多様です。
こうした書類の多くは不動産会社が準備を促してくるため、いつでも提供できるように所在だけでも確認しておくとよいでしょう。

 

売却活動中に必要となってくる書類

・身分証明書

・登記済証(権利証)または登記識別情報

・固定資産税、都市計画税納税通知書や固定資産税評価証明書

・住宅ローンの返済予定表または残高証明書

・リフォーム箇所が分かる資料

・印鑑証明書、実印

 

②価格相場を自分でも調査しておく

かつて不動産の相場は不動産会社に聞かなければわかりませんでした。
ところが現代はポータルサイトや不動産会社のホームページなど、ネットにいくらでも販売事例が掲載されています。
マンションの場合、同じマンション内の他の居室が売りに出ていて相場がわかる場合もあります。

 

③余裕のある売却スケジュールを組む

不動産業界には「売り急ぎ」という言葉があります。
急いで売却しようとすると、相場より安い価格で売却してしまうといったリスクも。
さまざまな事情で売却を急ぐ場合を除いて、数カ月程度の売却期間は見込むようにしましょう。

 

④リフォームやハウスクリーニングは不動産会社と相談してから

「リフォームをしてきれいにしたほうが売れやすくなるのではないか」と考える売主の方もいます。
ですが、個人所有の中古マンションはそうとも限りません

不動産会社でリフォームしてから再販売をするマンションもありますが、これはノウハウがある不動産会社が行うからこそのもの。
また、買主が自分の好きなようにリフォームしたい、という要望を持っている場合もあります。
こうした事情から、リフォームやハウスクリーニングは不動産会社と相談したうえで行いましょう。

 

マンション売却中の注意点

晴れてマンションの売却活動が始まったとします。
基本的には不動産会社に任せても大丈夫ですが、大事な場面では売主も顔を出します。

売主がどのように売却活動に関わり、どんな点に注意すればよいか、みていきましょう。

 

①内覧で良い印象を与えられるよう準備をしておく

マンションの売却には内覧がつきものです。
ここできちんと整理された部屋と、荷物が散乱した部屋では前者のほうが印象はよくなります
さきほどハウスクリーニングは慎重に、とお話ししましたが、日常レベルの清掃はしておいたほうがよいでしょう。

 

②設備の不具合などはしっかり告知する

内覧は短時間のため、設備の不具合をすべてチェックすることはできません。
ここでつい、設備の不具合を黙ってしまう売主もいるものです。
ただ、こうした設備の不具合はいつかわかってしまうもの
後から判明したほうが面倒な事態になります。
設備の不具合などは事前に告知をしましょう。

 

③焦って値下げを判断しない

売却期間が長くなると、売主としてはどうしても焦ってきます。
確かに値下げをして売却できる場合もあります。
ただ安易な値下げは、まだ値下げするかもしれないと足元をみられることも
焦る気持ちはわかりますが、値下げの判断は慎重にしましょう。

 

④担当者とのコミュニケーションを大事にする

不動産会社の担当者は売却活動をサポートしてくれます。
スムーズに売却活動を薦めたいのであれば、担当者とはなるべくコミュニケーションをとって円滑に意思疎通をするのが鉄則です。
たまに担当者と険悪な関係になる人もいますが、マンションの売却にはブレーキとなってしまいます。

 

マンション売却後の注意点

マンションを含めた不動産売買は売買契約をしたら終わり、ではありません。
その後の引き渡しまでがワンセットです。
さらに引き渡し後も売却に関連した仕事があります。

マンションを売却した後の注意点についてもみていきましょう。

 

①引渡しに向け余裕を持って引越しを進める

売却したマンションにまだ住んでいる場合や、荷物などを置いている場合には引き渡しまでに撤去する必要があります。
契約から引き渡しまで平均2週間から1カ月程度です。
引っ越しシーズンだと、引っ越し業者の手配も難しくなる可能性があります。
余裕を持ってスケジュールを決めましょう。

 

②翌年の確定申告を忘れずに行う

マンションの引き渡しが終わると、一連の売却活動はひと段落です。
ですが、売主にとってはまだ終わりではありません。

売却の翌年には確定申告が待っています。
特に売却によって利益が出ている場合には要注意です。
居住用の不動産であれば多くの特別控除がありますが、特別控除を利用するにも確定申告が必要になります。
自身での申告に自信がなければ、税理士に相談してみましょう。

 

まとめ

ここまでご紹介したように、マンションの売却には売却前・売却中・売却後とステップごとに多くの注意点があります。
不動産会社がサポートしてくれるとはいえ、売主も前持って知っておいて損はないでしょう。
今回ご紹介した注意点を踏まえて、スムーズなマンション売却になるよう準備をしておきましょう。

 

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