土地探しに疲れたら

仕事をしていると、取引先とのやり取り、夜遅くまでの残業などで心身ともに疲れてしまうことがあります。

それは土地探しでも同じ。
新しい生活を夢見て土地を探していても、思い通りにいかないと疲れてしまうものです。

土地探しに疲れてしまう原因やその対処法について見ていきます。
土地探しに疲れてしまい、くじけそうな人にぜひ一読してほしい内容です。

土地探しに疲れる原因

土地探しに疲れるのは、肉体的に疲れるよりは精神的に疲れるほうが多いようです。

予定通りに行かない、希望に沿った土地が見つからないのが主な原因。
そんな土地探しに疲れる原因を列挙しました。

希望条件の土地が無い(エリア・立地・広さなど)

面積、日当たり、駅までの距離と土地探しには多くの条件があります。

これらをなるべく兼ね備えた土地を探そうと努力するものの、なかなか見つかりません。
見つからないものを探すのは時間も労力もかかるものです。
そんなことを繰り返しているとだんだん疲れてしまい、モチベーションも下がってしまいます。

気に入っていた土地が売れてしまった

人気のある土地はすぐに売れてしまうものです。
人気の学区にある土地など、ネットに掲載してから数時間で売れてしまうこともあります。

激戦区の土地だと迷っているうちになくなってしまいます。
せっかく気に入った土地だったのに。
そんなことがあるとやる気もなくなってしまいます。

良い土地が見つかるかもと思って決められない

希望の条件に合う土地が見つかりました。
でも「もっといい土地が見つかるかもしれない」という考えが頭をよぎります。
迷いがあるとなかなか積極的に踏み出せません。

買い付け証を提出しようか迷っている間に、他の人に買われてしまう可能性もあります。
このように迷うのは疲れる原因のひとつです。

不動産会社の担当者との相性が悪い

担当者がこちらの要望を聴いてくれない、頼んでいた資料をいつまでたっても提供してくれない、そもそも態度が気に入らない。
担当者との相性が悪いとストレスがたまってしまいます。

担当者の能力の問題もありますし、単純に相性が悪い場合もあります。
信頼のおける担当者でないと、大金を動かす土地の売買を一緒にやっていくことはできません。

土地探しで疲れたときの対処法

土地は探さないといけない、でもいい加減疲れてしまった。
こんな時はそのまま探し続けてもいい結果になりません。

何らかの対処法が必要です。
もっとも大きな対処は土地探しを休むこと。他には土地探しの方針を見直すことです。
土地探しを立て直すための対処法をご紹介します。

一度土地探しを休む

不動産とは少々離れますが、株式市場には「休むも相場」という格言があります。
調子が悪いときは一度休んで様子を見るのもひとつの方法、ということです。

疲れた状態で無理に探していてもなかなかうまく行かないもの。
一度立ち止まって、クールダウンをしてみると別の視点が浮かぶこともあります。

希望条件を見直す

土地探しがうまくいかない原因を考えてみましょう。
人によって原因はさまざまですが、希望条件が高いことが原因の場合もあります。

あれもこれも希望していると条件に合致する土地はなかなか出てきません。
100点満点の土地はないと考えて、希望条件に順位付けをして優先度の低い条件は思い切って妥協するのもひとつの手段です。

土地探しの期限を設ける

土地探しの期限を設けるのも疲れを解消する方法です。

締め切りを設けると人はやる気がでます。
反対に、何事も漫然としていると集中力が切れてしまうもの。
仕事や家事で体験している人もいることでしょう。

それは土地探しでも同じこと。
来年の春までに、1年後までに、といった期限を決めて土地を探せば、疲れることなく集中して探せるでしょう。

不動産会社を変えてみる

不動産会社やその担当者とうまくコミュニケーションがとれないとストレスがたまるものです。
不動産会社は土地探しのパートナー。
信頼のできる会社や担当者でないと疲れが倍増してしまいます。

担当者が合わない場合、その上司に相談すれば変更してくれるケースもありますが、
そもそも言い出し辛かったりしますよね。
別の不動産会社に頼んでみることも考えましょう。

希望条件をカバーできる方法を考える

希望条件のうち、いくつかは他の方法でカバーできる場合もあります。

例えば土地の狭さは建物の間取りやレイアウトでカバー可能です。
日当たりの悪さは2階をリビングにする、天窓や中庭を設けるといった方策で対処できます。

目先や考え方を変えれば、土地の問題を解決できることもあります。

まとめ

慣れないことをするのは誰でも疲れるものです。
まして、家事や仕事と並行して行なう土地探しは時間も手間もかかります。
土地探しに疲れてしまうのも仕方のないことです。

土地探しを含む住まいの問題はお金、時間その他のリソースを多く使うもの。
しっかりやらなければ、と思ってしまいます。

ですが本来土地探しは将来の住まいを考えながら行なう楽しいもの。
もし土地探しに疲れ始めたら、一度初心に帰ってみましょう。

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