コラム

2024/06/26

マンション売却 土地売却 家・戸建て売却

なかなか家が売れない理由と見直すべきポイント

家を売りに出したけれど、なかなか売れない。
あまりこうした状況になりたくはありませんが、売れない場合も確かにあります。
売りに出した不動産が長期間売れないと不安になってしまいます。

売れない原因はいくつかありますが、自分の不動産がどれにあてはまるのか、わからないものです。
ここでは、不動産が売れない原因を考えるとともに、売れるようにするにはどうしたらよいか、お伝えします。

 

なかなか家が売れない理由

不動産が売れない理由、ひとことで言えば需要とのミスマッチが主な原因。
つまり、買い手が想定する価格よりも高いのです。
しかも悪いことに原因は単に売り出し価格が高いだけではありません。
お金の面と、お金以外の面から不動産が売れない原因を考えていきましょう。

①売り出し価格が適正でない

端的に言えば、価格が高い、というのが一般的。
売主としてはなるべく高い価格で売却したいものです。
どうしても高めの価格を設定してしまいます。
それだけでなく、住宅ローンの残債の関係でどうしても一定額以上で売らないといけない場合もあるでしょう。
だからといって、相場を無視した高値では買い手はつきません。
反対に相場よりも安い価格で売りに出すと、「何かあるのかもしれない」と敬遠されることもあります。

②物件自体に問題がある

価格面だけでなく、物件自体が問題の場合があります。
外壁が汚れている、主要な設備が壊れている、といった物理的な問題、事故物件のような心理的な問題などです。

不動産は高い買い物なので、できるたけ良い物件を買いたいもの。
設備が壊れていると、それを修理するには費用がかかります。
修繕費用分を差し引いて売り出し価格を決めないと買い手は割高に感じてしまいます。

③不動産会社・担当者の問題

不動産会社やその担当者のほとんどは売り手のために一生懸命販売活動をしてくれます。
残念ながら担当者の能力的、またはモチベーションの問題で不動産が売れない場合もあるものです。
打ち合わせ内容が広告や価格に反映されているか、どの程度売り手の意向が反映されているかを確認しましょう。
担当者と話すことでどれくらい熱心に営業活動をしているのかわかる場合もあります。

 

家がなかなか売れないときに見直すべきポイント

ここまでは売れない原因を見てきました。
ここからは原因を解消するために見直すべきポイントについて考えていきます。
一番オーソドックスな方法は価格変更
安くすればその分売れる可能性は高くなります。
このほかにもやり方次第で売れる不動産にする方法があるのです。

売れる不動産に変える方法をみていきましょう。

①相場を調べ、価格を見直す

価格の見直し、具体的には価格を下げれば売れる可能性は高まります。
ただ、安易な値下げは考えものです。
簡単に値下げをしてしまうと、またしばらく売れないと値下げをしたくなります。
不動産を探している人も、この物件はもう少し待てば下がるのではないか、と様子見してしまいます。
こうなると物件が動かなくなるのです。

まずは相場を調べ、相場の価格水準まで下げて様子を見ましょう。
頻繁な値下げは禁物です。

②リフォーム・修繕を検討する

物件の状態が悪いと買い手がつきません。
ドアの開閉が悪かったり、ガスコンロの状態が悪かったりした場合には、修繕や取り換えることで問題点を改善できます。

このリフォームや修繕にも注意点があります。
それはリフォームをやり過ぎないこと
壁紙などの張り替えは買い手の好みもあります。
大規模なリフォームにお金をかけるなら、その分値引きをしたほうがよいでしょう。

③広告の出し方・販売方法を見直す

広告の出し方を変えるだけでも売れる可能性は変わります。
現在はネット上で物件情報を開示する方法が主流です。
これはコストもかからず、多くの人の目に触れることから重宝されています。

例えばここで、かつてのように折り込み広告やポストにチラシを投函することも併用してみましょう。
情報が拡散する範囲は狭くなりますが、周辺のより多くの人が物件を知ることになります。

④不動産会社を変更する

いろいろ試したけれど、どれもやってもうまく売れない。
そんな時は思い切って不動産会社を変更するのもひとつの手段です。
不動産会社にも得意なエリアや得意な物件があります。
別の不動産会社に変更するだけでスムーズに売れるケースもあります。

ここでの注意点は不動産会社とはできるだけトラブルにならないように別の会社に変更することです。
一般に媒介契約の契約期間は3カ月
途中解約はできますが、媒介契約が満了する段階で他の不動産会社に変更するのがよいでしょう。

 

まとめ

売れない理由は高い価格の場合がほとんどです。
価格を下げさえすれば、多くの不動産は売却できます。
とはいえ、住宅ローンの残債などの理由で下げたくはありません。
実際には価格を下げるか下げないかでジレンマに陥る場合もあります。

不動産会社の担当者とも相談したうえで売れない理由を探し出し、適切に対応しましょう。

 

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姫路市周辺で不動産の売却をお考えの方は、是非お気軽に赤鹿地所にご相談下さい。

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