コラム
2024/03/06
リースバック 土地売却 家・戸建て売却
自宅を売却するための3つ方法~仲介・買取・リースバックそれぞれにおススメのケースは?
自宅を売却するには複数の方法があります。
現在でも不動産会社に仲介を依頼し、買主を見つけてもらう仲介が一般的な売却方法です。
ただ、不動産売却も多様化しており、不動産買取やリースバックといった方法も利用されています。
今回は現在でも主流である、仲介による売却に加えて、不動産買取とリースバックの解説です。
自宅を売却するための3つの方法
自宅を売却するための方法は以下の3つです。
①仲介売却
②不動産買取
③リースバック
仲介売却は今でも主に採用される方法であり、自宅の売却に限らず多くの不動産売買で利用されています。
不動産買取は買取業者が自宅を買い取る方法。
昔からある手法ですが、最近ネットによる集客もあってシェアを伸ばしています。
リースバックは比較的新しい方法です。
それぞれ詳しく解説していきます。
①仲介売却
仲介売却は、不動産会社と媒介契約を結び、買主を探してもらう方法です。
不動産ポータルサイトに掲載されている物件の多くは仲介売却の物件となっています。
仲介売却がどんな特徴があり、どういったケースが向いているのか見ていきましょう。
仲介売却の特徴
不動産売却といえば仲介と思っている方も多く、それに対応して大手から地元密着型まで多くの不動産会社が仲介を行っています。
仲介による売却は相場で取引されることが多く、今回ご紹介する3つの方法の中でもっとも高く売却できる方法です。
その反面で人気物件でなければ時間がかかることもあり、すぐに売却できる保証はありません。
高く売れる可能性はあるけれど、いつまでかかるかわからない。
それが仲介売却の特徴です。
仲介売却に向いているケース
仲介売却は先ほどのような性質があるため、人気のエリアにある物件なら高値での売却が見込めます。
時間は多少かかってもいいから、なるべく高く売却したい場合に向いている売却方法です。
多くの不動産会社が仲介を手掛けているので、仲介を依頼する不動産会社を売主側で選ぶこともできます。
②不動産買取
不動産買取は買取業者が自宅を買い取り、リフォームを施して再販売するスタイルです。
このため「買取再販」とも呼ばれています。
買取業者も多くが不動産会社であり、仲介と買取を両方行なっている場合もあります。
買主が最初から存在しているため、素早い売買が可能です。
不動産買取の特徴
不動産買取の特徴は何といってもそのスピードです。
早ければ1カ月程度で売却が終了してしまいます。
これは買取業者が買主だからです。
買主がすでにいますし、住宅ローンの審査に時間を取られることはありません。
ただし、買取価格は相場よりも安くなります。
不動産買取は再度販売して利益を確保するビジネスモデルです。
相場よりも安く買わないと買取業者は利益がでません。
すぐに売却できるけれど、相場より安くなるのが不動産買取の特徴です。
不動産買取に向いているケース
スピードが特徴の不動産買取。
とにかく早く売却したい場合にはおすすめです。
急な転勤や異動、お金が急に必要になったなど、不動産をなるべく早く売却したい需要は常にあります。
また、スピードだけでなく諸費用も圧縮できます。
買取業者が買い取る場合は多くが仲介を介さない直接取引です。
買取業者が直接買い取る場合は物件価格の約3%かかる仲介手数料がかかりません。
③リースバック
リースバックは「セールス・アンド・リースバック」。
つまり売却してその物件を借りることが大きな特徴です。
物件の処分とまとまったお金を手にしつつ、自宅には住み続けられる優れた方法です。
特に高齢化の進んだ日本では相続や終活の手段としても利用されています。
リースバックの特徴
リースバックの特徴は自宅を売却しても住み続けられること。
周囲にも売却したことが伝わりにくい方法です。
自宅に住み続けながらもまとまった売却代金を手にいれられます。
ただし、不動産買取と同様に相場よりも売却価格は安めの設定です。
家を借りるため、家賃も発生します。
売却価格が相場よりも安く、家賃も発生するけれど、自宅にはこれまで通り住めるのがリースバックの特徴です。
リースバックが向いているケース
リースバックは相続対策や終活に向いています。
自宅には住み続けたいけれど、いつまで住むかわからない高齢者世帯にはぴったりです。
ほかにも離婚して不動産を処分するけれど、子どもの学区の関係などで自宅を変えたくない人にもよく使われています。
さらには資金がどうしても必要で自宅はやむなく売却するけれど、自宅には住み続けたい場合にも最適です。
まとめ
少し前までは自宅の売却は仲介売却がほとんどでした。
今でも多数派であることに変わりはありません。
いろいろなライフステージがあり、ライフイベントがあるのが現代の家庭事情です。
さまざまな売却方法があってもよいでしょう。
実際、不動産買取も以前より多く見られようになりました。
相続や終活のため、リースバックも注目されています。
多様化した社会には多様な売買方法があったほうがよいのでしょう。
自宅の売却にあたっては複数の方法があることを知っておけば、いざという場合にも適切な方法を採用できます。
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