コラム

2024/02/14

土地売却 家・戸建て売却

不動産売却の流れをおさらいしよう!売却を成功させるポイントも伝授!

フリマサイトやの活性化などでネットでは個人間売買も活発になってきました。

ですが、一般の人がモノを売るのはまだまだ一般的ではありません。

まして不動産の売却となるとなおさらです。
どうやって売却するかもよくわからない人も多いことでしょう。ここでは不動産の売却の流れを説明していきます。

不動産売却の流れをおさらいしよう!

不動産売却の手続きの流れ

「不動産売却って順番がよくわからない。」と、お客様からご相談を受けることが多いです。
確かに売却を経験した人でもないかぎり、なかなかわからないものです。
一般的に不動産売却の手続きは概ね以下のような流れで進めていきます。

    1. 査定・調査
    2. 媒介契約
    3. 売却活動
    4. 売買契約と引き渡し

査定や媒介契約といった、なじみのない言葉も出てきました。
売買契約と引き渡しのどこが違うのか、わからないこともあるでしょう。
それぞれ見ていきましょう。

1.査定・調査

最初に売却価格を決めます。
基本的には不動産業者が相場や物件を調査して価格を提示してくれます。
売主としてはなるべく高く売りたいと思うことでしょう。
ですが、あまりに高値では時間がかかり、最悪の場合売れ残ってしまいます。
そういった事態にならないように、相場と売却対象物件の状態を見て、不動産業者に相談しながら適正な売却価格を決定していきます。

2.媒介契約

売却価格が決まれば媒介契約です。
媒介契約とは、売主や買主と不動産業者が結ぶ契約のこと。
売却活動や買主との調整、契約の段取りを依頼する契約です。
この契約がないと不動産業者も動いてくれませんし、不動産業者も報酬を請求できません。
売却活動には不動産業者との媒介契約が必要、と覚えておきましょう。

3.売却活動

媒介契約が結ばれると、売却活動がスタートします。
今の主流はネットでの集客です。
不動産業者のホームページだけでなく、不動産ポータルサイトやレインズといった不動産業者専用のサイトに登録して買主を探します。
この他、昔からの方法として新聞広告やチラシなどもあります。
週末の新聞に折り込まれているのを見た人もいるでしょう。
反響があれば不動産業者が対応してくれます。
買主候補が現れると売り物件の内覧や見学を行います。
不動産は高い買い物。
見ずに買うことはほとんどありません。
そうして、買主が見つかると売買契約の段階になります。

4.売買契約と引き渡し

買主が見つかれば売買契約です。
売却価格や引き渡し時期の調整など細かい段取りを決めます。
買主が住宅ローンを使う場合には融資審査があるため、売買契約と引き渡しは別の日になるのが一般的です。
引き渡しは代金のやり取り、建物があれば鍵の引き渡し、司法書士による所有権移転登記、固定資産税の精算などが行なわれます。
引き渡しが完了し、仲介手数料を支払うと、売却は完了です。

売却にかかる期間

売却にかかる期間は物件によって大きく異なります。
不動産業者は査定の際、およそ3カ月程度で売れる価格を提示するのが一般的です。
これは媒介契約の有効期間が3カ月であることが影響しています。
もちろん、人気物件であれば売り出してすぐに成約する場合もあります。
反対に売れにくい物件は1年以上かかることも珍しくありません。

不動産売却を成功させるポイント

人気のエリアにある物件や好立地のマンションなどは比較的早くに売却できます。
問題はそうではない物件です。
売却活動が長引き、思うように売れない状況が続くと、売主は本当に売れるのだろうかと不安になり、焦ってしまいがち。
物件の特性によってどうしても売れにくい物件もあるものです。
ここでは不動産売却を成功させるポイントやコツを解説します。

1.まずは価格設定

モノの売買で重要なのはやはり価格です。
特にネットで検索する場合は価格で検索することが多いため、割高に設定していると買主の目にすら止まりません。
スーパーマーケットの値付けではありませんが、「2,980万円」といった値付け方法も目に止まりやすくなる方法の一つです。
しばらく売れない場合は不動産業者と相談して値下げも検討します。
ただ、頻繁に値下げをすると足元を見られてしまい、買主が現れないこともあるので注意が必要です。

2.不動産業者との関係

不動産業者は不動産売却のパートナーです。
ですが、いつも売主の味方とは限りません。
ときには利害が対立することもあります。
信頼のおける不動産業者に依頼するのはもちろんですが、不動産業者の言いなりになるのは避けるべきです。
不動産業者とは適度な距離感で接するのがよいでしょう。

3.買主の立場に立つこと

時には相手の視点に立つことも大事です。
「どうせ他人のものになるのだから」と物件の掃除や整備を怠っていると、どんどん売れなくなってしまいます。
買主から見ると、きれいな物件と管理されていない物件では、きれいな物件を選ぶでしょう。
物件を探している人から見たら物件はどう映るか、相手の立場に立つことも重要なのです。

まとめ

不動産は高い買い物です。
売主はもちろん、買主も慎重になります。
そして所有権登記や査定といった、普段は縁のないこともしなければなりません。
工業製品と違って、ふたつとして同じものはない不動産。
厳密には不動産ごとに特性は違うものです。
そんな不動産の売却にはどうしても時間と手間がかかります。
信頼できる不動産業者と適度な距離感を持ちつつ、売却を進めていきましょう。

赤鹿地所では、不動産売却についてのご相談や、売却金額の査定を無料で承っております。
売却担当スタッフがお悩みや不安を解決致します。是非お気軽にご相談下さい。